PROGRAMプログラム

【第1部】柯隆《特別講演》「米中関税戦争の行方と中国経済の展望―日中関係のあり方」

米中間の関税協議はいまだ合意に至らず、対立は一層激化の様相を見せています。
その影響を受け、中国経済は急速に減速しています。
とはいえ、日本にとって中国は依然として巨大な市場であり、今後も向き合わざるを得ない隣国です。
本講演では、米中関係の動向が中国経済に与える影響を踏まえつつ、これからの日中関係のあり方を探り、日本がとるべき対中戦略について示唆を提示します。

<柯隆先生のプロフィール>
1963年中国南京市生まれ。88年来日し、愛知大学を経て名古屋大学大学院で経済学修士を取得。長銀総合研究所を経て、富士通総研で主任研究員・主席研究員を歴任。
現在は東京財団政策研究所主席研究員、静岡県立大学特任教授として中国経済を専門に研究。
米中関係や中国経済に関する分析でメディアにも多く出演、自身のYouTubeチャンネル「中国政経塾」でも積極的に発信を行う。